検察官役弁護士「有罪を確信」 明石歩道橋事故で元副署長強制起訴(産経新聞)

 11人が死亡する大惨事となった平成13年の明石歩道橋事故から8年9カ月。明石署元副署長の榊和晄(かずあき)被告(63)を強制起訴した指定弁護士3人は20日、神戸市中央区の神戸司法記者クラブで会見し、「記録を検討した結果、法律の専門家としても当然起訴されてしかるべきと判断した。検察審査会の判断は間違っていない。有罪を確信している」と自信をみせた。

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 ■これから本番、時効停止を

 検察事務官から起訴手続きの終了を確認後、会見に臨んだ3人は少しほっとした表情。主任を務める安原浩弁護士(66)は「これからが本番。公判維持と立証は大変だなと、身が引き締まる思い」と感想を述べた。

 指定弁護士に選任からわずか2カ月半での起訴。中川勘太弁護士(37)は「複雑な事件で、理論的側面で苦労した」と起訴に至るまでの苦労を明かし、計画策定段階の過失を予備的訴因として盛り込んだのも「遺族の強い意向があった」と遺族感情を反映させたと説明した。

 地検が榊被告を不起訴とした理由の一つは、上告中の元地域官に現場での監督義務が委譲されていたと判断したためだったが、安原弁護士は「署に警備本部を作り、被告は副本部長で警備総括指揮官という立場。現場に任せておけばいいという弁解は成り立たない」と指摘。「当日の過失が被告について100%成立することはないかもしれないが、計画段階のいずれかで有罪になるとは確信している」と述べた。

 一方、時効停止のかぎとなる共犯の成立については、「過失犯の共犯成立は、学説も分かれている。裁判所がいきなり『時効成立により免訴』とはしないよう、専門家の意見も聞いて冒頭陳述から時効停止をきちんと主張したい」と慎重な姿勢。「変なところで足元をすくわれないように、用心深くやった」と強調した。

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<野口聡一さん>誕生日にあめ 山崎さんが職人に依頼(毎日新聞)

 米国フロリダで活躍するあめ細工職人、キャンディ・ミユキ(本名・杉森美雪)さんが、スペースシャトル「ディスカバリー」乗組員の山崎直子さん(39)の依頼で、宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一さんのバースデーあめを作った。シャトルに積み込まれ、15日の野口さんの45歳の誕生日に、プレゼントとして山崎さんから渡される予定。ミユキさんは「自分の小さなあめが宇宙を飛んでいると思うと感無量です」と話している。

 ミユキさんは富山県出身。離婚して間もない29歳の時、手に職をつけようと東京のあめ細工職人に弟子入りした。96年に渡米し、フロリダのディズニー・ワールドで、動物などさまざまなキャラクターを作るあめ細工で人気者となった。

 7年前に米航空宇宙局(NASA)のイベントで野口さんと出会ったのがきっかけで、シャトル打ち上げ前のパーティーに出演するようになり、山崎さんや若田光一さんらとも知り合った。

 山崎さんから依頼を受けたのは出発2日前の今月3日。宇宙に持参するため、「小さくて割れにくい」というのが条件で、縦、横4センチ、厚さ5ミリのケーキ形のあめを作り、バースデーカードにスポンジを挟んで埋め込んだ。「宇宙で食べるバースディ飴(あめ)はどんな味? がんばって下さい」とのメッセージを添えた。出発直前には、山崎さんから「It is in Discovery(あめはディスカバリーの中)」とメールが入ったという。

 山崎さんからは夫大地さん、長女優希ちゃんにもハート形のあめの製作を頼まれ、出発前に届けた。21歳の娘を女手一つで育てているミユキさんは「残していく家族への思いが伝わりました。山崎さんは母性あふれる女性。お母さんが生き生きと仕事をしている姿はきっと優希ちゃんにもいい影響を与えるはず」と話している。【山本真也】

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山崎さん、先頭で笑顔の入室 国際宇宙ステーション(産経新聞)

 国際宇宙ステーション(ISS)へのとびらが開くと、山崎直子さんはシャトルクルーの先陣を切ってISSに飛び込んできた。出迎えたのは、昨年12月から長期滞在を続けている野口聡一さん。互いの顔を見つけると、笑顔で歴史的瞬間を喜び合った。

 青いシャツにズボン姿で連結部をくぐり抜け、ISSに入室した山崎さん。カメラを手に出迎えた野口さんに手を振り、日本人同士で初の“宇宙対面”が実現した。

 ISS船長の歓迎あいさつが終わると、山崎さんは野口さんに促されて日本実験棟「きぼう」の船内実験室へ。自ら開発に携わったきぼうの内部を、感慨深い様子で見て回った。初飛行の山崎さんは無重力に慣れていない様子で、壁や手すりにつかまりながら、慎重に船内を移動していった。

 一方、ベテランの野口さんは余裕たっぷり。ISSに設置されたカメラに向かって仲間と手を振ったり、親指を立てたりして、クルーの到着を歓迎した。

 山崎さんの元上司で宇宙航空研究開発機構(JAXA)広報部の三輪田真さん(58)は、入室の様子を映像で見守った。「まさか一番に入ってくるとは思わなかった。自分が作ったきぼうに入ったのも、格別の思いがあっただろう。存分に宇宙生活を楽しんできてほしい」と話す。

 日本人飛行士は今後、来年春に古川聡さん(46)、2012年に星出彰彦さん(41)がそれぞれロシアのソユーズ宇宙船に搭乗し、ISSに長期滞在する予定だが、日本人同士が宇宙で対面する予定は今のところない。

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換金目的?偽造収入印紙、自宅から1万枚発見(読売新聞)

 偽造された額面200円の収入印紙50枚を金券ショップで換金しようとしたとして、警視庁は2日、東京都新宿区原町1、自称マッサージ店員長島計之容疑者(47)を印紙犯罪処罰法違反(使用)などの疑いで逮捕した。

 同庁幹部によると、長島容疑者の自宅などから同様の偽造印紙約1万枚が発見された。長島容疑者は「知人からもらった」と供述しており、同庁で入手ルートを調べている。

 発表によると、長島容疑者は1日夕、港区新橋の金券ショップに額面200円の偽造収入印紙50枚を持ち込み、換金しようとした疑い。

 偽造印紙はミシン目や裏面ののり付けが施されるなど精巧なものだったが、店員が紙質の違いに気付き、同庁に通報。捜査員が事情を聞いたところ、容疑を認めたという。

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小沢氏、共同資産不記載 土地とホテル 公表義務に抵触も(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長が昭和50年に共同購入し、現在も所有する東京都中央区の土地と建物が、衆院選終了後に衆議院へ提出する資産等報告書に記載されていないことが31日、分かった。衆院は過去7年間の報告書を保管・公開しているが、この資産の記載は一度もなかった。国会議員資産公開法では、議員が保有する不動産などの資産を公表することが義務付けられており、同法の公開義務に違反する可能性がある。秘書らによる政治資金収支報告書の虚偽記載事件に続き、小沢氏をめぐる不透明な不動産取引が改めて浮き彫りになった。

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 登記簿によると、小沢氏が共同購入していたのは、中央区勝どき2丁目の土地(持ち分2460分の1)と、ビル(地上15階、地下2階建て)の会員制ホテル部分(持ち分1560分の1)。都営大江戸線の勝どき駅前交差点近くで、ビルにはホテルのほか飲食店などが入居している。地元の不動産関係者は「古い物件だが管理が行き届いている。この地域は銀座まで徒歩20分で人気は高い」と説明する。

 管理会社などによると、このビルの8フロア分(計304室)は会員制ホテル。計1560口の共同所有物件として分譲され、現在は1口80万円以上で取引されているという。

 所有者か所有者の紹介者は、1泊約2千円(シングル料金)で宿泊できる。関係者によると、このホテルは政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴された小沢氏の元秘書、石川知裕衆院議員が頻繁に利用していたという。石川議員は産経新聞の取材に対し、「よく利用していたのは事実」と認めている。

 資産公開法は選挙年に「資産等報告書」を、それ以外の年は新たに資産を取得した場合に限り「資産等補充報告書」を、それぞれ所属する議院に提出することを義務付けている。しかし、この資産は小沢氏が提出した平成15、17、21年分のいずれの報告書にも記載されていなかった。衆院事務局の担当者は「共有資産も記載すべき資産に当たる」と指摘している。

 衆院事務局によると、記載漏れに罰則はないが、悪質な場合は政治倫理審査会で登院自粛などを勧告できるという。

 また、法人格のない資金管理団体が所有する資産は、代表者の個人名で登記されるケースもあるが、この資産は15年以降に提出された小沢氏の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書にも記載されていない。

 共同購入した経緯などについて、産経新聞は再三にわたって小沢氏の事務所に取材を求めたが、「担当者が不在」として、31日までに回答はなかった。

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